アレルギー体質の根治を目指して治療を行います。
アレルギーといっても、アレルギー性鼻炎(花粉症)やアトピー性皮膚炎、ぜんそく、食物アレルギーなどいろいろなものが存在します。
しかしすべてのアレルギー性の病気の原因は免疫の低下から起きているのはご存知ですか。
そしてその免疫の低下の原因は「腸」の働きの低下から起きているのです。
さらに「口」、「鼻」、「のど」など人体の入り口の汚染がさらにそれを悪化させます。
症状を軽くするため抗アレルギー薬や吸入薬、軟膏、漢方薬などは病状に応じて適宜用います。
根治目的に食物アレルギー検査を行い、食事療法など根本治療となるように指導します。
矢追インパクト療法、乳酸菌など腸内改善サプリメント、サイマティクス、水素足湯など個別にもっとも適切な治療法を提案していきます。
特にのど、鼻の調子が悪い方はB-spot療法(保険適応)の併用をお勧めしています。
矢追インパクト療法は、アレルギーの減感作療法をヒントに、岩手の矢追博美(やおいひろよし)博士が1980年代後半に完成させた画期的な治療法です。
この治療の有効性は世界で公式に認められており、発案者の矢追博美博士は、医療に広く貢献したとして
2009年「国際連合」および「ローマ法王ベネディクト16世」より表彰、また2011年「アメリカ大統領・バラク・オバマ氏」より大統領最高賞を受賞しています。
矢追インパクト療法の考え方
現代は、過保護な環境に加えて過度な精神的ストレスと汚染物質があふれた時代です。それらが積み重なって、人々の免疫力は低下しています。
免疫力の低下に伴って、個人の特徴である遺伝的に弱い部分からさまざまな病気を発症していくと考えられます。
(遺伝的に鼻が弱い人はまず先に、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などを起こしやすく、遺伝的に胃腸が弱い人は慢性下痢、慢性胃痛という形で病気を起こしてくる)
矢追インパクト療法は、適度な間隔で適切なインパクト刺激(インパクト注射)を体に与えることで、その人が本来もっている免疫のポテンシャルを回復させ、
自然治癒力を最大限に引き上げ、病気の自然治癒を促す方法です。
矢追インパクト療法で改善が期待できる疾患と病態
矢追インパクト療法は、アレルギー疾患の治療から始まりました。
もちろん現在もアレルギー疾患には高い有効性がありますが、近年では関節の痛みや運動障害の緩和など、整形外科的疾患への有効性も確認されるなど、
きわめて多くの病気に対する有効性が示されています。
上記に示したような、ありとあらゆる疾患、病態に効果を発揮します。
もちろんすべての方に確実に効果があるわけではありませんし、効果があっても完全治癒とはいかない場合もあります。
矢追インパクト療法の実際
矢追インパクト療法は減感作療法をヒントにしたとはいえ、現在では、まったく違った治療法といっても過言ではありません。
安全性の高さ、効果の確実性、対応できる病気の種類の圧倒的な多さ、注射の回数や手間の少なさなど、矢追インパクト療法の方が圧倒的に優れた治療と言えます。
1. 注射液の内容と注射方法
数千万倍(10-7)~数京倍(10-19)(兆のさらに上のけた)に薄めた、ハウスダストなどのアレルゲンエキスを体の数ヶ所に極少量皮下注射します。
2. 注射の頻度(個人差が大きい)
病状や反応によりますが、最初は3日から10日間隔で注射を行います。体調の改善が確認できたら、注射の間隔を2週間、3週間と徐々に伸ばしていきます。すぐに結果が出ないこともありますが、あせらず続けてください。
3. 効果
基本的には数か月かけて、ゆっくり効果をあらわしますが、注射したその日に効果が出ることもあります。
例えば、肩こり、首こりや各部の痛み、筋肉の拘縮、鼻づまりなどは、注射したその日に緩和されることがあります。(もちろん、その日には緩和されないこともあります)
注射の本当の効果は、1ヶ月から半年後に免疫力が上がるにつれて出てくると思ってください。
4. 副作用
注射後に眠気の起こる方がいらっしゃいますが、眠くなる成分はいっさい含まれておりません。
極めて敏感な方はだるさや微熱がごくまれに起こりますが、通常数日以内におさまってきます。
命にかかわるような危険な副作用は現在まで報告されていません。
5. 薬の併用
薬は当初は併用することもありますが、体調の改善に合わせ減薬していきます。
6. 費用 (健康保険は使えません)
1回 12か所まで | 3,300円(税込) |
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12か所を超える場合 | 1,100円(税込)を追加 |
慢性頭痛、片頭痛の原因の多くは慢性上咽頭炎です。B-スポット療法(上咽頭擦過療法・EAT)が非常に効果的です。
喉の奥をこする苦痛を伴う治療ですが、繰り返す事で短期間で頭痛が劇的に改善します。
健康保険で行いますので費用もあまりかかりません。
今まで多くの方が楽になっています。鎮痛剤が手放せない方は是非お試しください。
頭痛以外にも下記の様々な病気に高い効果があります。
Bスポット療法(EAT)が特に有効な疾患
上咽頭とよばれる、のどの奥の部分に塩化亜鉛という薬を鼻と喉から塗ります。短時間ですが治療に痛みや苦痛を伴います。
上咽頭に炎症がある場合は出血しますが、症状が劇的に改善することがあります。工夫によって再発も防ぐことができます。
特に慢性頭痛、肩こり、掌蹠膿疱症、リウマチ、うつ病などはこの治療が有効なことが多く症状が軽くなり、薬が大幅に減らせることがあります。
現代人は、想像以上にビタミン、ミネラル類の栄養欠乏が進行しています。
血液検査、問診などから不足している栄養素を推定し、栄養サプリメント(自費)もしくは、保険適応のビタミン剤などを工夫して投与することで体調を改善致します。
体調不良を薬ではなく、栄養の改善で行っていくのです。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸など体に必須の栄養素を補うことで、さまざまな病気の治療を行っていきます。
また、腸内環境を整える事が、健康の回復に最も重要です。腸内環境を整える当院オリジナル乳酸菌サプリやフコイダンなどもお勧めしています。
ノーベル賞受賞者のライナス・ポーリング博士が提唱し、エイブラハムホッファー医師などが実践し確立した方法です。
とくに統合失調症やうつ病、パニック障害、月経前緊張症、更年期、いらいらなど精神的病気だとして精神安定剤を服用中の方や男性更年期や慢性疲労症候群など
原因不明とされ困っている方はぜひご相談下さい。
がんや膠原病、めまいなど各種の難病の基礎治療もしくは根本治療としても極めて有用な治療法です。
サプリ費用以外に健康保険の診察料が必要です。
栄養サプリメント費用 | 10,000~30,000円/月 |
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